イラストを描く為に買ったiPad。でも、ちょっと文字入力がしづらいんだよなぁ・・・。キーボードを買うならやっぱり純正が無難?う~んでも・・・と、iPadとキーボードについて悩んでいるそこの絵描きさん。
「iPadでイラストを描くのにキーボードって必要?」
「ブロガーさんなどで文章をよく書く人ならいいけど、お絵描きがメインならキーボードって不要だよね。」
「でも、あると便利と云われると使ってみたいかも・・・」
「買うならやっぱり純正が失敗しないよね」
そう悩んでいる絵描きさんに向けてiPadのメイン用途がお絵描きであるイラストレーター目線で『Smart Keyboard』をレビューしました。
結果、あまりオススメはしない
今回はあまり良い評価ではないので、先に結果を書いてしまいます。
あくまで、お絵描き重視の目線です。
色々あって(後述)絵描きさんにはオススメしません。
しかし、Bluetooth接続のキーボードに比べ、キーボードとしての性能は格段に使いやすいので、
お絵描きよりもブログ更新やタイピングがメインの方にはメチャメチャおすすめです!
絵描きさんには、正直に云って、Smart KeyboardよりもIC-BK06Mateをオススメします。
とはいえ、全くもって使えないわけではありません。
良い点も沢山ありますので、紹介していきますね。
Smart Keyboardを迷っている絵描きさん方、是非お付き合いください。
おすすめする4つのポイント
何も考えずにすぐに使える
設定無しでワンタッチでつけられる
マグネットでiPad本体に取り付けるだけ。設定不要。さすが純正です。
充電が不要
電源はiPad本体から供給するので、充電がいりません。
しばらく使わず放置していたけれど、ふと使いたいと思った時に便利。
余計な文字が書かれていないので直感的にわかりやすい
Bluetooth接続のキーボードだと、winにも使えるよう、winの記号も盤面に書いてあったりしますよね。
そうすると、幾ら色分けをしていようと、ぎゅうぎゅうに記号が書かれていて、ごちゃごちゃして見えます。一瞬で判断が出来ません。
しかし、Smart Keyboardは、iPadにしか使いませんので、文字面に余計な表記が一切ありません。
無駄がなく、非常にわかりやすいです。
クセになる打鍵感!ボタンの押し心地が最高
絵描きにはあまりオススメしませんと云いつつ、なかなかSmartKeyboardを手放せない最大の理由がこちら。
クセになる打鍵感
沈み込むような感覚、だけれどしっかりと押した心地がある独特の打鍵感。
これがとても押しやすいんです。無駄な力を入れずに軽い力で押すことができるので疲れにくい気がします。
多分、今まで使ってきたどのキーボードよりも押しやすい。
一度使うとクセになるんです。
タイピング音が皆無
カチャカチャと音がしない。
出先で文字を打つのに使いたい人には、サイレントが必須条件なのではないでしょうか。
隙間がない
キーボード全体に上から1枚の布を張り合わせたような仕組みになっていますので、ボタンと板の隙間がありません。
隙間があると、そこにゴミが溜まるのがちょっと嫌ですよね・・・。
絵を描く時しっかりとした土台になり安定感がある
Smart keyboardでもお絵かきの角度は可能
Smart keyboardでお絵かきの角度ができるかどうか、事前にネット上を探したのだけれど見つからなくて悩みましたが、Smart keyboardでもお絵描きの角度はできます。
かなり安定感があって◎
キーボード面がある為か、がっしりしていてかなり安定感があります。非常に描きやすい。
折り畳みカバーだと、少したわむ感じがし、力を入れ過ぎないようにしなければ、と思ってしまいますが、これはかなり安定感があるので、安心して筆圧をかけられます。
これなら、smart keyboardでお絵描きOKじゃないか?!と思います。
残念ポイント↷(デメリットや注意点)
重い
本体463g+SmartKeyboard245g=708g
多少重かろうが、使う物なら気にならないかもしれません。
しかし、絵を描く際、Smart Keyboardは全く不要(後述)なので、この重さを持ち運ぶのは無駄な気がしてしまいます。
膝の上で描く時はただただ重い
勿論、その時だけ外せばいいんですけどね。
しかし、小鬼ちゃん(子ども)がいる絵描きさん方。小鬼ちゃんの面倒の合間を縫ってパッと取り出して瞬時に絵を描きたい時ありますよね。小鬼ちゃんから一瞬目を離せそうなので膝の上で作業開始・・・するとすぐに小鬼ちゃんが寄ってきてiPadを机の上に避難、やっぱりそのまま作業出来そうだから机で続行しようか・・・そんな一分一秒を争う時、いちいち外したりつけたりする時間ありますか?ありませんよね。
結局つけっぱなしになるんじゃないでしょうか(ただの面倒くさがり)
左手デバイスとして使えない
支えとなっているカバーとキーボードが一体化している為、お絵描きの角度時にキーボードは使えません。
また、Smart keyboardが使える角度はタイピングの角度のみ。その角度で絵を描くことは極めて困難。無理と云っても過言ではありません。
なので、Smart keyboardを左手デバイスとして使うことはできません。
まとめ
おすすめする4つのポイント
こんな人におすすめ
残念ながらおすすめしない人
今回は、絵描きさんにはあまりオススメできませんでしたが、とにかくタイピングしやすさを求める人にはとてもオススメのアイテムです。
絵描きさんでも、絵を描く時とタイピングをする時で、キーボードを使い分けるのも一つの手ですよね。
逆に、絵描きさんにおすすめなキーボードはこちらで紹介しています