この記事は21/8/20に更新しました。(一部リンクを復活)
注意喚起(2020/9/11追記)
この記事を執筆してから約4か月後の2020/9/11、広範囲に渡り枯れ、白絹病になりました。
この記事では、白絹病ではないと結論付けてしまいましたが、この時から既に白絹病であった可能性がとても高いです。
そのことを踏まえ、誤判断をした経緯をご拝読頂き、「初心者は勘違いしてしまうんだ・・・」などの参考になれば幸いです。
この時しっかり白絹病の対策をしていていれば・・・。
今は悔やむ事しかできませんが、
どういうふうに勘違いをし、どういう考えで間違った手順を取るのか、皆様がおなじ過ちを辿らない為の参考になれば幸いです。
↓以降当時の本文です
こんにちは。自分で植えた草と雑草の見分けがつかない系庭師和泉りきょうです。
ちなみに、雑草との見分けがつかないのは致命傷です。
自分で植えた草を自分で抜くし、芝だと思って雑草(スズメノカタビラ)を庭いっぱいに育てること半年間……。おつです。
結論~茶色く枯れる原因は病気以外に「重なり」も
長いので、先に結論書いてしまいます。
クラピアが茶色く枯れる原因は、病気である白絹病が他に、刈り込み不足で重なることが原因で枯れることもあります。
今回の我が家の枯れた原因は、病気ではなく重なりでした。
経緯~茶色く枯れたクラピアを切除
元気に成長しているクラピア
去年(2019年)春頃植えたクラピアk7が一年経ち、今年はしっかりと全面に広がっています。それはもう驚くほどぐんぐん延びています。
コンクリートにぶつかる場所だけいつも枯れています
白絹病だと思い切除しました
そんな中、端っこの一部が枯れているのが気になります。いつも同じ場所が茶色く枯れているのです。
クラピアに有名な病気かもしれない。病気は確かカビのような感じで、進行を食い止めるには切除しなければいけなかった気がする!と思い立ち、切除しました。
今思うと完全に行き当たりばったりの思い付き行動や・・・
原因~茶色く枯れた原因は病気ではなく「重なり」だった
一通り切除をし、改めてゆっくり、クラピアがよくかかる病気『白絹病』を調べました。
白絹病とは
- 白絹病は、カビのような病気
- 治療方法は、罹った部分を切除するしかない
- その後再発防止のため殺菌が必要
- 原因は、蒸れ。クラピアの場合は、刈り込み不足で折り重なり蒸れたことが原因
クラピアは重なっても枯れる
白絹病を調べている途中で、
クラピア自体は、しっかりと垂直方向に茎を支えておく力はありません。いつかは風によって倒されてしまい、その上に新たな茎が乗っかってしまうことが続いていきます。
https://www.makitomo.net/entry/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%94%E3%82%A2%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%BC%E3%81%86 『薪とともに』より
そうなるとその下の葉は光合成が行えないため、さらに上へ上へと茎を伸ばしていく、その繰り返しが行われます。
そうなるとその下の葉は光合成が行えないため、さらに上へ上へと茎を伸ばしていく、その繰り返しが行われます。
下に覆われていた茎は光合成ができないため枯れたようになっています。
https://www.makitomo.net/entry/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%94%E3%82%A2%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%BC%E3%81%86 『薪とともに』より
折り重なると、重なった部分は光があたらず、茶色くなる・・・
こっ・・・これだー!!
『折り重なると、重なった部分は光があたらず、茶色くなる』というお話もみつけました。
白絹病だと思っていた所は、みんな庭の端っこの部分。伸び先が失くなり折り重なっていた部分です。
参考記事先の画像と正に!!同じく!です!!
茶色く枯れていたのは、折り重なるさって居たのが原因だったのですね。
もしかしたら枯れてすらいなかったのかも??
原因がわかったのでひとまず処置
切除後は新たな畑に
切除後の空いた場所は、畑に丁度良いかも!と、W20cm×D15cmほどの小さな畑にすることにしました。
先日お向かいの奥様に頂いた葉葱の種を植えました。この葉葱は、放っておいても伸びて花が咲いてまた成ってるのよ、と教えて頂きました。
毎年葱がオートで育つなんて・・・なんて良いことなんだ・・・(ジュルリ)
どこか一帯は、常にハーブ&薬味が採れる場所が欲しかったので、新たな畑拡大は丁度良かったです。
改めてクラピアを刈り込み
クラピアは、よく刈り込みました。
コンクリート付近はまだ茶色い部分が残っていますが、様子を見ることにします。
その後~重なりやすい端の部分を重点的に刈り込むようにしてから枯れなくなった(2020/9/2追記)
上記から4か月経過した、その後のお話です。
重なると枯れることがわかってからは、重なりやすいコンクリートとぶつかる端は、重点的に刈り込むようにしました。
春夏のクラピアの旺盛期。頻繁な刈り込みが必要ではありますが、端のみを重点的に刈り込むようにすると、以前のように茶色く枯れることはありませんでした。
時間が無い時は、端のみを重点的に刈り込めば枯れることは無さそうです。
記事更新履歴
2020/9/2
その後の経過を追記。
2020/9/11
注意喚起文追記。