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さよなら金柑の木

ガーデニング
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結婚した年に我が家にお迎えした金柑の木。
悩んだ末、先日ついにお別れしました。

我が家の金柑の木

私の父が種を植えたら芽が出たらしく、何も考えずに貰った金柑。
結婚年数と同い年だな~なんて思いながらお世話していたら、ぐんぐん伸びて、ついには自分より少し小さいくらい(130cm弱)にまで成長しました。

これは今年の春。虫対策としてネットを張ってみた様子(日が通らず失敗)

貰った当初はすごくすごく小さく、いつ実がなるのかな~?と楽しみに秋を迎え、何もならずに春になる。を、数年繰り返し。
5年目にしてやっと、1つ実をつけてくれました。
去年の6年目は、3個も実をつけてくれました(でも苦くて食べられなかった(´Д⊂ヽ)

 

しかし悩みの種が・・・

なにも下調べせずお迎えした金柑。
柑橘類の葉は幼虫の大好物だとお迎えしてから知る。例に漏れず我が家の金柑にもキャタピー(緑の幼虫)と黒い幼虫が、毎年沢山つきました。それは沢山。(何の幼虫かは調べてません。画像出てくるの怖いから!!)
虫が怖い私。勿論キャタピーも黒いのも怖い。頑張って、割り箸+手袋装備で排除していました。(殺すのも罪悪感があるので、遠くへ島流し)
金柑がどんどん大きくなるにつれ、キャタピー達とのバトル回数もどんどん増えていく。
うぅ~ん、手間・・・。

もう一つの理由として、2年前に念願の庭付き一戸建てへ引っ越しました。
地植えするのが金柑の為ではありますが、地植えしたら更に大きくなる。また、将来それを移動・処分するには業者頼みになり更に根っこが家の下に入っていたら・・・と、手に負えなくなるのが目に見えているので、可哀そうですが鉢植えのままで我慢してもらう事に。
しかし、邪魔でない場所へ置くと、金柑とブロック塀の狭い空間を通らなければならない。木に居るキャタピー達が怖くて・・・通れない( ;∀;)
庭づくりをするにあたり、金柑の木はどうしても邪魔になってしまうのでした。

金柑には可哀そうだけれど、いっそのこと処分してしまおうか、と思いますが、木は生き物。
物言わぬ木だからと云って、面倒や邪魔になったという自分勝手な理由で処分して良いのだろうか?殺すことと一緒ではなかろうか?と、悩んでいました。

 

実行に移れたきっかけ

悩んでネットサーフィンしていたところ、とあるブログを拝見しました。

 

でも、植物は人間より長生き。

仮に、頑張って育てても、私が、もし死んだり、危篤になったりしたら、処分するのは、夫か子供。

夫や子供が処分する時も「可哀想だなぁ、まだ生きているのに捨てるなんて、自分は酷い人間だ」と思うかもしれない。

そう思うと、例え罪悪感があっても、自分で手に入れた物は、自分で後始末しなければ、と思いました。

引用元:買わない暮らし、持たない暮らし

 

人間より長生き、ということは、私が死ぬまでこの子の面倒を看られるのか?私が死んだあとは誰が処分するのか?
目先の10年よりもっと先の50年、60年のことを思うと、申し訳ないとは思っても早めに処分するのが良いだろうと決心しました。

↓植物の処分に悩んでいる方は見てみてくださいね。

 

もう”木”はお迎えしない

虫が怖いけれどガーデニングをしている身としては、植物をお迎えする前には害虫や冬越しなどの下調べが重要と痛感しました。
また、「植物は人間より長生き」を念頭に、育つと処分が大変になる木はもうお迎えしないと心に決めました。

生きている木を処分するのはとても罪悪感でしたが、これから先何十年もずっとキャタピーに悩まなくて良くなったと思うと、スッキリとした気持ちになってしまうのでした。
ごめんね、金柑ちゃん・・・。

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